【NPOヒトワク】安謝川をきれいにする住民の会

那覇市NPO活動支援センター

2010年12月14日 18:08

 さてさて、12月のfmなは「NPOヒトワク」は、当センターで発行している、
那覇市と市民による協働事例を紹介・点検するフリーペーパー
“まちからコラボ”vol8号の「旬の協働」でとりあげた3団体をご紹介しています
(“まちからコラボ”vol8号は、こちらをご覧ください)


12月2週目の「NPOヒトワク」に出演していただいたのは、
那覇市の環境保全課と協働で「安謝川クリーン作戦事業」を行っている
「安謝川をきれいにする住民の会」事務局長の藤井晴彦さんです。
では、ラジオをお聞きください




 「安謝川をきれいにする住民の会」は、1995年に安謝川の浄化を目的に
「安謝川をきれいにする首里住民の会」としてスタート。
その後名前を「安謝川をきれいにする住民の会」にかえ活動をしています。
設立当時、安謝川の汚れはすごく目立っていたそうです。
生活排水からくる泡が橋を越えて、シャボン玉が森の中をとんでいたほど!驚きです!

 
 市民が河川のことに興味をもち河川について知りたいということで、那覇市に勉強会を頼み、
那覇市も河川の問題は行政だけではできない。行政と市民が一緒に取り組むことが必要。
そのためには市民活動を支援してつくっていなかいといけないと意識大きく協働がスタートしたそうです。

 河川についての情報を行政が市民に伝えることから協働は始まったといいます。
そして掃除用具の提供や集めたゴミの処理などお互い力を出し合っていったそうです。

現在は、毎月第2土曜に安謝川クリーン作戦事業を行っており、
お子さんから大人まで幅広くの市民が参加しているそうです

 藤井さんは「川の水質は団体設立当初より良くなっている。ゴミも変わっている。買い物袋減ってきている。マイバックの影響もあるはず。」
と、川も変化していると話します。
ただ、ポイ捨てはなくなってきているが、側溝が河川につながっているかわからず、側溝にゴミを捨て、そのゴミが川にたどりついたりすることもあるそうです。
また、自宅での洗車で側溝に排水が流れたり、道路が汚れていると側溝を通じて川が汚れる…など私たちがもっと生活の中で川とのつながりを知り、考えないと川の問題は解決しないのだと感じました。

身近にある自然を感じる一歩として、まずは、安謝川のクリーンアップ作戦に参加してみてもいいかもしれませんね。


 安謝川クリーン作戦
毎月第2土曜日 10:00~
どなたでも参加OK!


お問合わせ:
森の家みんみん(098-882-3195)



(なはセンスタッフ:下地)

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