てぃーだブログ › 那覇市NPO活動支援センター 「NPOの風、沖縄から」(2008年~2010年度) › fm那覇【NPOヒトワク】 › fmなは【NPOヒトワク】 プロミスキーパーズ

2008年09月06日

fmなは【NPOヒトワク】 プロミスキーパーズ

今週のタイフーンfmなは「NPOヒトワク」は、ホームレスの方や障害者の方、母子寡婦家庭の方の生活支援をしているNPOプロミスキーパーズです。

まずは、放送をお聞きください。




プロミスキーパーズは、キリスト教の教えをもとに、宿舎・滞在施設を持つホームレス自立支援施設の運営と自立のためのリサイクル回収作業、自立へのプログラム実施を行っています。
施設には、現在76人が在籍されています。定員は50人くらいなのですが、自立を希望される方が増えたのでできるだけ多くの方に開封しています。
支援だけではなく、最終的には自立して社会人に戻ってほしいという願いを込めて、日々の実践を行われています。

施設での生活は、自立したいという意思がなければ厳しいようです。
お酒などへ依存してしまうことも多いそうです。
家庭で見放されて公園に行き、さらに孤独になって酒に依存する悪循環に陥るようです。
いかに精神的ケアやサポートをするか。考え方や価値観をどう変えるか。夢をどう与えていくか。
そのため、傷を癒し、課題を与え、再出発させるプログラムが用意されています。
多くの方が自立を目指して日々の作業や生活に取り組まれていて、社会人として再スタートを切った方もたくさんいらっしゃいます。
先日は、ここの施設で自立して工場に就職することに成功された方が、「今度結婚することになりました」と彼女を連れてやってこられたそう。代表者であり牧師でいらっしゃる山内昌良さんが嬉しそうにおっしゃるのを聞いて、涙が出そうになりました。

fmなは【NPOヒトワク】 プロミスキーパーズプロミスキーパーズでは、入所されている方も一緒になって毎週1回、公園を巡回して自立への呼びかけと、ホームへの誘いを行います。
警察や病院からの連絡で入所される方もいらっしゃいます。

また、月曜~金曜に那覇市内を回って古紙や古新聞、缶やペットボトルを回収して、入所者の自立作業と資金作りを行っています。
プロミスキーパーズに電話をすると、巡回ルートにあたる地域ならおご自宅まで回収に行かれます。
古紙は約10kgでトイレットペーパー2個と交換されます。
賛同される方は、ぜひご協力願います。

プロミスキーパーズ ℡098-945-0091
(電話受付は月曜~土曜 AM9~PM6)
fmなは【NPOヒトワク】 プロミスキーパーズ
























9月13~15日のPM5:00から、与儀公園で「幸せコンサート2008 in 与儀公園」を行います。
公園で生活している方に勇気と希望を与えようと、設立した2004年から行っており、今年は5回目です。
毎年、公園生活者のほか地域の方々や子どもたちなど3000人が訪れ、自立に苦しむ人たちと交流して彼らのパワーになっているとのこと。
焼き鳥やラーメン、かき氷などが無料で奉仕されます。
県内のキリスト教4教会が共催されます。
みなさん、ぜひお越しください。
午後8時からのステージには、スペシャルな方々が舞台に上がり、メッセージを送ります。
どんな方が現われるかは、当日のお楽しみびっくり!!

fmなは【NPOヒトワク】 プロミスキーパーズ
























こうした施設運営や活動資金は、寄付やキリスト教会員の献金など、尊いお金で賄われています。

(なはセン・稲垣暁)  



同じカテゴリー(fm那覇【NPOヒトワク】)の記事

Posted by 那覇市NPO活動支援センター at 15:51│Comments(0)fm那覇【NPOヒトワク】
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。