2010年08月10日
NPOヒトワク「カンボジア沖縄友好の会」
こんにちは
なはセンインターンの藤井です。
NPOヒトワク、7月の第3週目は
カンボジア沖縄友好の会から
金城光男さんに出演していただきました

それでは、お聞きください
戦乱で荒廃したカンボジアの再建に協力するために、
1990年5月に設立されたカンボジア沖縄友好の会。
現在は、カンボジアの高校生を対象に里親制度をおこなっていますが、
設立当初は、回虫駆除等の医療協力活動が主だったそうです
10年前から行っている高校生の学業を支援する里親制度。
カンボジアでは、高校に通うためには非常に優秀である必要があるのですが、
優秀であっても家庭が貧しいために高校を行けなかったり
卒業できない子供が多くいます。
カンボジア沖縄友好の会ではそのような高校生を対象に
里親制度を設け、学費の援助をしています
この里親制度のしくみは
里親会員になっていただいた方に
カンボジアの学生1人の3年間の学費(年間80ドル)を
支援していただくという仕組みになっていて、
「顔の見える交流」という理念を基に、里親里子同士で文通も行っています
またこの里親制度では、
首都プノンペンから50~100kmの場所に位置する
貧しい農村地帯の高校生を年間20名ずつ受け入れていて、
この20名は6県にまたがる10校の中学校から、2名ずつ選考されます
さらに、大学にも進学可能な高校生には大学の学費の支援も行っていて、
現在は年間2名ほどの学費支援をしているそうです
一見、すべて順調にみえる事業ですが、2つほど大きな課題があり、
1つは、カンボジアに郵便制度が行き渡っていないために、
里子との郵便のやり取りが円滑にいっていないという実体があるということ
もう1つは、カンボジアから届く郵便物が全て英語なので、
英語の翻訳が必要だが、スタッフに英語が得意な人がいないということでした。
新しい人材、特に若い人材にきていただきたいそうですので、
興味のある方は是非カンボジア沖縄友好の会までお問い合わせください
カンボジア沖縄友好の会
[Phone]098-902-0065
[e-mail]mh-kinjo@nirai.ne.jp
―カンボジア沖縄友好の会さんのお話を聞かせていただいて―
私自身、NGO(NPO)の活動でカンボジア沖縄友好の会さんのように
奨学金制度を運営する団体さんのお話を聞かせていただくのが初めてだったので
とても新鮮で、奨学金制度を運営するには様々な困難が伴うことを思い知らされました。
カンボジア沖縄友好の会さんの奨学金制度の場合、
里親と里子が繋がれて、とても納得のいく制度だなと思いました。
「お金を寄付したけど、何に使われたのかわからない…」
というのではなく、「あの里子が高校で就学できるために」と考えたら、
学費だけでなく、勉強を応援する気持ちになったり、
温かい関係ができて素敵だなと思いました。
奨学金を受けたカンボジアの学生が素晴らしい人材となり
カンボジアの再建に大きな役割を果たしてくれるものと期待したいです。
また、お話の中で、「若手の人材がほしい」とお話されていましたが、
今、若い世代には、国際協力に興味のある人が多くいると思うので、
そういった人がカンボジア沖縄友好の会のような団体に
もっとコミットできたらいいなと感じました。
では、
今後のカンボジア沖縄友好の会さんの活動にご注目ください!

なはセンインターンの藤井です。
NPOヒトワク、7月の第3週目は
カンボジア沖縄友好の会から
金城光男さんに出演していただきました

それでは、お聞きください

戦乱で荒廃したカンボジアの再建に協力するために、
1990年5月に設立されたカンボジア沖縄友好の会。
現在は、カンボジアの高校生を対象に里親制度をおこなっていますが、
設立当初は、回虫駆除等の医療協力活動が主だったそうです

10年前から行っている高校生の学業を支援する里親制度。
カンボジアでは、高校に通うためには非常に優秀である必要があるのですが、
優秀であっても家庭が貧しいために高校を行けなかったり
卒業できない子供が多くいます。
カンボジア沖縄友好の会ではそのような高校生を対象に
里親制度を設け、学費の援助をしています

この里親制度のしくみは
里親会員になっていただいた方に
カンボジアの学生1人の3年間の学費(年間80ドル)を
支援していただくという仕組みになっていて、
「顔の見える交流」という理念を基に、里親里子同士で文通も行っています

またこの里親制度では、
首都プノンペンから50~100kmの場所に位置する
貧しい農村地帯の高校生を年間20名ずつ受け入れていて、
この20名は6県にまたがる10校の中学校から、2名ずつ選考されます

さらに、大学にも進学可能な高校生には大学の学費の支援も行っていて、
現在は年間2名ほどの学費支援をしているそうです

一見、すべて順調にみえる事業ですが、2つほど大きな課題があり、
1つは、カンボジアに郵便制度が行き渡っていないために、
里子との郵便のやり取りが円滑にいっていないという実体があるということ
もう1つは、カンボジアから届く郵便物が全て英語なので、
英語の翻訳が必要だが、スタッフに英語が得意な人がいないということでした。
新しい人材、特に若い人材にきていただきたいそうですので、
興味のある方は是非カンボジア沖縄友好の会までお問い合わせください

カンボジア沖縄友好の会
[Phone]098-902-0065
[e-mail]mh-kinjo@nirai.ne.jp
―カンボジア沖縄友好の会さんのお話を聞かせていただいて―
私自身、NGO(NPO)の活動でカンボジア沖縄友好の会さんのように
奨学金制度を運営する団体さんのお話を聞かせていただくのが初めてだったので
とても新鮮で、奨学金制度を運営するには様々な困難が伴うことを思い知らされました。
カンボジア沖縄友好の会さんの奨学金制度の場合、
里親と里子が繋がれて、とても納得のいく制度だなと思いました。
「お金を寄付したけど、何に使われたのかわからない…」
というのではなく、「あの里子が高校で就学できるために」と考えたら、
学費だけでなく、勉強を応援する気持ちになったり、
温かい関係ができて素敵だなと思いました。
奨学金を受けたカンボジアの学生が素晴らしい人材となり
カンボジアの再建に大きな役割を果たしてくれるものと期待したいです。
また、お話の中で、「若手の人材がほしい」とお話されていましたが、
今、若い世代には、国際協力に興味のある人が多くいると思うので、
そういった人がカンボジア沖縄友好の会のような団体に
もっとコミットできたらいいなと感じました。
では、
今後のカンボジア沖縄友好の会さんの活動にご注目ください!

Posted by 那覇市NPO活動支援センター at 23:28│Comments(0)
│fm那覇【NPOヒトワク】
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